『人間失格』でおなじみの太宰治。三鷹に住んでいたことがあり、今も三鷹の様々な場所に太宰ゆかりの地として知られる場所がある。
太宰治にハマっており、一時期全集を読み漁ったりしていた。そんなとき、太宰治が愛したという三鷹跨線人道橋が2023年末ぐらいに閉鎖・解体されるという話を耳にした。これはこの時代に生き、太宰治に熱中している今行くしか無いのではと思い、カメラを持って三鷹へと向かった。
この日はブラブラと駅を撮ったりしながら向かった。
そして三鷹に到着。
このWtulens Lとクラシックネガの組み合わせが街撮りスナップに最適なんだと思ってる。
もちろん、太宰治がいたころにはこんなマンションも大量の電車もなかっただろうけど、それでも同じような道を歩いているのだ、と感じた。
そして例の陸橋が見えてくる。この日も陸橋の上には人が多く、ただ多くの人は陸橋そのものというよりも電車を撮っている様子だった。
登ってみる。
確かに古い。
電車がたくさん見えるせいか、子連れが多かった。
こんな具合でたくさん電車が停まっている。レンズを交換。
運良く誰もいない瞬間を撮ることができた。なんだかこの橋の行く末を見ているようで、寂寥の念が込み上げてきた。
三鷹市とJRが保存できないか協議していたようだが、保存にもお金がかかるということで結局撤去されるようで、今現在ではもう立ち入ることができなくなっている。
その後、太宰治に関する場所を巡ったりしたが、次の記事に続く。